5項目評価![]() |
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サイズ |
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持続効果 |
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安全性 |
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費用の安さ |
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ダウンタイムが短い |
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技術について
自らの脂肪を用いる方法で現在最もお勧めできるのはこの方法です。
脂肪吸引で採取した脂肪を特許技術のウェイトフィルターを用いた特殊な遠心分離で、脂肪壊死やしこり、石灰化などの合併症の要因である不純物を除去。同時に注入できる細胞数も高まるため、脂肪の定着に有利に働きます。
問題点
自分の脂肪を用いる手術法ですので、採取する脂肪がない極端な痩せ型の方はこの手術を受けることができません。
コンデンス技術による、研ぎ澄まされた脂肪
- 注入する脂肪の違い
採取した脂肪を、外気に触れないまま遠心分離にかけ、しこりの原因になる死活・老化細胞や細胞膜などの不純物を除去。このコンデンス(濃縮)技術で生成された新鮮なコンデンスリッチファット(CRF)だけを注入する手術なので、吸引した脂肪を最大限バストに活かせるようになりました。宝石のように研ぎ澄まされた、キレイな脂肪を注入するバスト美容です。
注入する脂肪までの流れ
採取した脂肪に含まれる不純物を徹底除去した脂肪を注入。良質な脂肪細胞と幹細胞が高密度に濃縮されるため、従来の脂肪注入より少ない量でも、多くの細胞を注入できる。
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%CRF | |
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50ml | 43mL | 86% |
1.29 x 10(6)/mL | 1.63 x 10(6)/mL | 126% | |
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55ml | 35mL | 63% |
1.62 x 10(6)/mL | 2.29 x 10(6)/mL | 141% | |
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50ml | 35mL | 70% |
1.43 x 10(6)/mL | 2.24 x 10(6)/mL | 166% | |
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51.6ml | 37.6mL | 72% |
1.44 x 10(6)/mL | 2.05 x 10(6)/mL | 144% |
※CRF協会調べ
%CRF(従来法に対するCRFの割合)を見ても分かるように、CRFはボリューム(注入可能な量)こそ少し減っているが、注入できる細胞数は従来法よりも多い。
以前は、シリコンバッグを摘出した後に脂肪自己脂肪などで大きさを補充する場合、状態が落ち着く3ヶ月から6ヶ月以上間を空けて行うということが一般的でした。
しかし、現在では、シリコンバッグのあったスペースを見極めて、摘出と同時にこれを避けながら注入するほうがかえって結果が良いという考えが主流になっています。取り出しをして期間を空けると、組織や皮膚が癒着し、皮膚がきれいに持ち上がってくれないからです。
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バッグを取り出すとポケット(空洞)ができます。ポケット内は血管が通っておらず空気だけです。いわば、空気の入ったビニール袋のようなものです。そこに補充をしてしまうと、壊死して腐敗してしまうので、ポケットには補充しません
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ポケットが小さくなるのを待つ為に3ヶ月〜6ヶ月以上待ちます。スペースに漿液(しょうえき) がたまることがあります。
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しかし、ポケットが閉じるときに組織や皮膚が癒着しているので補充をしても皮膚がきれいに持ち上がってくれません。バストの形が悪い仕上がりです。
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バッグを取り出した直後に補充します。
医師の豊富な経験と高度な技術力が伴う手術です。この技術は「マルチプルインジェクション」と言われ、様々な層に出来るだけ分散させて注入するため石灰化や壊死のリスクが低いです。
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バッグと同時に補充する事で癒着を防ぎ、バストの形が良い仕上がりです。
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自分の脂肪を用いる方法は、脂肪吸引の高い技術が必要になります。残念ながら幹細胞注入などの高度な技術を持ちながらバストの脂肪を確保することに重点を置きすぎて吸引部分が凸凹というケースも多いようです。また吸引技術だけでなく体全体のバランスを考慮したボディデザインの専門性で大きな満足度の差が生まれます。
均一に脂肪を採取する技術がないと、結果的に凸凹になってしまいます。せっかくバストが大きく満足したのにも関わらず、手術後に採取部位が凸凹になってしまうというのは、おかしいですよね。
- メリット
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- 人工物を使わない安心感
- より多くの細胞を注入できる
- 採取脂肪のロスが少ない
- 老化細胞や不純物が取り除かれている
- 石灰化や壊死のリスクが少ない
- デメリット
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- 瘦せ型の人では脂肪の採取が十分
できないことがある
- 瘦せ型の人では脂肪の採取が十分