脂肪幹細胞注入
サイズ | ★★★☆☆ | 3 |
持続効果 | ★★★★☆ | 4 |
安全性 | ★★★★☆ | 4 |
費用の安さ | ★☆☆☆☆ | 1 |
ダウンタイムが短い | ★★☆☆☆ | 2 |
技術について
脂肪の定着率を上げるために採取した脂肪の半分から幹細胞を抽出し、残りの脂肪と混ぜて注入される技術で「脂肪壊死」「しこり」「石灰化」が起こるリスクを軽減できます。
細胞調整室と言った大掛かりな設備やセリューションといった幹細胞抽出技術がこれにあたります。
問題点
この方法の問題点は、幹細胞を抽出する際に脂肪細胞の半分を破棄するため、脂肪のロスが大きく、注入できる脂肪量が極端に減ってしまうという点です。
したがって、よっぽど皮下脂肪が余っている肥満体型の方でないと満足な結果が得られにくいのです。
また、手術時間の長さによる負担や費用的な負担も敬遠され、患者さんの選択も、現在では新しい技術に置き換わりつつあります。
施術時間
最低でも6時間。長時間もしくは2度の麻酔が必要。
痩せ型の方
残念ながら脂肪注入法では、痩せ型の人には不向きです。
また1回で吸引できる脂肪の量は限られているので大幅なバストのサイズアップは難しいです。
無理な脂肪吸引を行うと凹凸ができる可能性が高くなります。
注入する脂肪に対して幹細胞の割合が多く、従来の脂肪注入のリスクが軽減される一方、幹細胞抽出時に採取脂肪の半分を無駄にするため、注入量が少ない。
比較 | 脂肪注入 | 脂肪幹細胞注入 | コンデンスリッチ豊胸 |
バストに注入できる脂肪量 | 多い | 少ない | 多い |
触感 | しこりが生じることもある | 自然 | 自然 |
主な合併症 | 石灰化・脂肪壊死 | 少ない | 少ない |
・ | 人工物を使わない安心感 |
・ | 脂肪の定着率が良い |
・ | 痩せ形の人では必要な脂肪の採取が十分できない |
・ | 幹細胞の抽出の際ロスが生じるのでより多くの脂肪が必要となる |
・ | 注入できる脂肪量が少なくなる |
・ | 手術時間が長く、負担が大きい |
・ | 費用が高い |