通常、取り出しは挿入部位の切開跡からアプローチしますが、脇からのアプローチも検討します。
挿入位置からバッグは乳腺下に入っていると考えられます。この層を避けて、脇、乳頭の付け根の辺りから注入することになると思います。
バッグの単純除去では、バッグを入れる前の状態には戻りません。長年のバッグの圧迫により、周囲の組織(乳腺、脂肪、肋骨)が萎縮しているのと、皮膚のたるみが生じているためです。
そのためバストがえぐれた感じになるのと同時に、乳頭の下がりや皮膚のゆるみやしわが生じます。
脂肪注入ではこのような状況を張りを出すことで改善するのが一番の目的になります。 入っているバッグのサイズにもよりますが、今よりは小さくなると考えておいた方がよいでしょう。