手術法によるリスク

手術法は年代によって主流が違います。
1990年代前半までは乳腺下、その後大胸筋下が主流になり、現在では大胸筋膜下法なども用いられます。
これらは症例によって使い分けられますが、例えば、やせ形の人に乳腺下法で手術を行うと、バッグの形が浮き上がり、触感も不自然になりますし、バストの下垂のある人に大胸筋下法を行うと、元々のバストとシリコンバッグの辺縁に段差が生じたり(二段胸)する原因になります。
この挿入位置の不適切により、不自然になっている人も結構多いのです。

切開部位と挿入部位

  • 1.乳線下法

    メリット
    他の挿入部位に比べ、痛みが少ない。乳腺が厚い人(元々乳房が大きい方)は、より自然なシルエットに。
    デメリット
    痩せている方は、バッグの形が分かってしまう。被膜(カプセル)拘縮を起こした時、変形が表面上にでやすい。垂れたタイプの胸に挿入すると、より垂れた形になる。
    乳腺の下側に
    バッグを挿入
    • 正面
    • 側面
  • 2.大胸筋下法

    メリット
    乳腺や皮下脂肪が薄く、バッグの輪郭が出やすい方に最適。
    デメリット
    術後にかなりの痛みを伴う。バックの動きが悪い。大胸筋を直下に触れるため固く感じることも。
    大胸筋の下側に
    バッグを挿入
    • 正面
    • 側面
  • 3.大胸筋膜下法

    メリット
    痛みが少なく、柔らかく、バックの輪郭が乳腺下よりも出にくい。乳腺下法と大胸筋下法のメリットを兼ね揃えている。
    デメリット
    痩せている方は、バッグの輪郭が出ることがある。
    大胸筋と筋膜の間に
    バッグを挿入
    • 正面
    • 側面

乳腺/筋膜/大胸筋/バッグ/助骨